春休みや夏休み、冬休みなど長期の休みが多い高校生にとって、最短期間で教習所を卒業することが可能な合宿免許というのは非常に魅力的です。
誕生日によっては高校生である学生の期間内で自動車免許を取得することが可能だからです。
しかしながら、高校生というのはまだまだ子どもです。合宿免許に参加する事は当然可能ですが参加する際には、自分がまだ子どもであるということを自覚した上で注意しながら参加するようにしたいものです。
できるだけひとりでの参加は避ける
高校性が合宿免許に参加する場合、できるだけひとりでの参加は避けましょう。高校生ということであれば、修学旅行や部活の合宿などで遠方に連泊するという経験もあるでしょう。
しかしながら、修学旅行ではクラスメイトが、部活の合宿では部活仲間が一緒になります。周りに見知った人がいる状態で遠方に連泊するのと、周りが初対面の人ばかりの状態で遠方に連泊するのとでは大違いです。
親御さんも心配するでしょうし、何よりも何が起こるかわからないものです。
合宿免許への参加を希望する高校生は多いでしょうから、是非友達などと一緒に参加するようにしたいものです。よく知らない場所で初めての合宿免許に参加するのですから、誰かと一緒のほうが心強いものです。
「自分は大丈夫」という甘い考えを捨てて、万が一のときのことも考えるようにしましょう。
なんだかんだ言って高校生ではまだ自力で対応することができないことは多いです。
特にはっきりと「断る」事に関してはまだまだでしょう。その場の雰囲気に流されてしまって何かしらのトラブルに巻き込まれることも考えるケースもあるでしょう。一人ではなく複数人で楽しく過ごすことが何よりです。
大人からの誘惑に負けないこと
合宿免許には、本当にさまざまな年齢層の方が参加します。同じ高校生の参加者もいれば、大学生や社会人の方もいるでしょう。
おそらく、年上の方に囲まれるような形で合宿生活を過ごすことになるかと思います。そういった中で、大人から誘惑される可能性もあります。お酒を飲もうと誘われたり、タバコを吸おうと誘われたり、さまざまな危険性があるのです。
仲良くなった大人から、本来であれば高校生は出入りできないような場所に行こうと誘われることもあるかもしれません。
合宿免許の魅力は空き時間や待ち時間を楽しく過ごせることでもあるのですが、自分が高校生であること、合宿免許の目的はあくまでも免許の取得を目指すことであるということを忘れないようにしていきたいものです。
ただ、この部分をしっかりと忘れることなく有意義に合宿免許での時間を過ごすことができれば、非常にいい思い出になるかと思います。
大人からの誘惑というのは魅力的かもしれませんが、修学旅行のときのようにテンションを上げて楽しむのではなく、自分を律しながら合宿免許で充実した時間を過ごせるようにしていきたいものです。
合宿免許が悪いということではなく、悪い考えを持った人も参加している可能性があるということです。注意すべきことは危ないところには近寄らないことです。
万が一何かトラブルに巻き込まれそうになったら、教習所の教官に助けを求めたり、参加した合宿免許の事務所へ連絡することです。
一人で問題を抱えても良い方向に解決することは難しいので、周りにいる大人に助けを求めることが何より大切です。
⇒ 合宿免許体験談