合宿免許では2週間ほどの合宿生活を送ることになるのですが、中には途中で帰りたくなる方もいます。合宿免許においては帰りたいときに帰ることができるのでしょうか?ここでは、合宿免許中の帰宅についてお話ししていきましょう。
途中での退校も可能ではあるものの・・・
合宿免許では2週間ほどの合宿生活を送ることになるのですが、2週間もあればいろいろなことが起こり得ます。平気だろうと思っていたのにホームシックになってしまい途中でどうしても帰りたくなってしまうという方もいますし、事情があって帰らなくてはいけなくなったという方もいます。
そういった事情を無視して、教習生を拘束するような権限は合宿免許にはありません。そのため、途中での退校というのも可能ではあります。しかしながら、教習所は途中での退校をすすめませんし、どちらかというと考え直す方向で説得するでしょう。
というのも、途中での退校というのは教習生にとってメリットがないのです。家の事情などで仕方ない場合を除いて、一時的な気の迷いであれば多少でも我慢して最後まで残ったほうがいいのです。
途中での退校は本当にお金の無駄となってしまいます。途中での退校をして、また新たに合宿免許に参加しようと思ったら最初からの教習になる上にお金も同じだけかかってしまうのです。
年末年始などの一時帰宅も可能
帰宅といっても一度帰って、また合宿に戻って来るというパターンもあります。年末年始を含む合宿免許であれば一時帰宅可能としている教習所も多いですし、場合によっては一時帰宅のための交通費の支給までしてくれるところもあるのです。
自宅からそう遠くないところでの合宿免許に参加する場合には、こういった一時帰宅を利用するのもいいのではないでしょうか。
一時帰宅における交通費の支給に関しては、まったくしていないというところもありますし、交通費支給の上限がある場合がほとんどですので注意しておきましょう。
何かあったときにすぐ駆けつけられるようにしておきたい、一時的にでもいいから自宅に帰りたいという方であれば、一時帰宅のできる合宿免許に参加しましょう。
ただ、一時帰宅の可能性がある場合には合宿免許の申し込みの時点で伝えておきましょう。そのほうがスムーズに対応してもらえるはずです。ホームシックになりやすい方は一時帰宅で充電して残りの合宿生活を頑張っていくといいでしょう。