交差点の通行(直進)においては、「交差点とその付近の交通に対する気配りができ、安全な速度と方法で通行できる」ということを教習目標としています。
交差点についての教習がとても多く感じますがそれだけ重要だということです。
交差点は大きな事故につながるということを念頭に置き合宿免許で教習を実施していきましょう。
交差点を直進するときには・・・
交差点を直進するときには、まず当たり前ですが交差点の確認をします。
交差点というのは非常に情報量の多い場所になります。走っている自分の車、自分の後ろを走っている車、自分の前を走っている車、対向車線から向かってくる車、横断歩道を渡る歩行者と非常に多くの行き来があります。
これだけの行き来に関して注意をしておかなければいけない上に、信号についても注意しておく必要があります。交差点を直進するときに信号が黄色に変わってしまったら、止まるつもりで最初から運転しておくといいでしょう。
アクセルはゆるめにしておいて、しっかりと左右を確認するようにしておきましょう。大きな交差点になればなるほど情報量は増えます。
片側1斜線、片側2斜線、片側3斜線、右折専用レーンあり、左折専用レーンあり、直進左折専用レーンなど多くの情報を的確にに判断する必要があります。
ほかにも道路標識も出てきます。1つだけならまだしも、大きな交差点になれば道路標識の数も増えてきます。ほかにも路面への道路標示も確認する必要があります。
と、、、とにかく交差点は多数の情報があるので混乱しないように、正しい情報を判断できるようする必要があります。
他の車の動きに注意しておく
交差点に近づいてきたら、対向の右折車の動きに注意しておきましょう。こちらから車が来ていることに気づいていない可能性もあるのです。もし、対向の右折車のドライバーの顔が見られるようであれば、どこを見ているのかに注目するといいでしょう。
曲がる先ばかりを気にして、対向車のドライバーがこちらに一切気づいていないということもあり得るのです。実際にこんな風景はよくあることです。
よくこれで免許取れたな。。という人はたくさんいます。教習所ではしっかりと勉強しても免許取得後は教官もいないので自己流になる人が増えます。勝手な自分ルールを作る人がいるので、巻き込まれないようにすることも自動車運転スキルのひとつです。
また、こちらのほうから見えないところに車が隠れていることもあります。特に、目の前に他の車があった場合、その奥の車の存在というのは認識しにくいものです。
こちらのほうから見えないということは、相手のほうからも見えていない可能性が高いのです。こちらの車に気づかないまま、曲がってしまえばそこで事故が起こってしまう可能性というのはとても高まります。
「対向の右折車がいるかもしれない」ということを頭に入れた上で、アクセルペダルから足を離して、ブレーキペダルの上に足を置いておくというというだけでも、とっさのときの判断と対応にも違いが出てくるものです。
この状態であれば、すぐにブレーキを踏めますし、何もなければそのままアクセルペダルに足を戻せばいいというだけの話です。
交差点に近づいてからは急に進路を変えないといった当たり前のことも意識しつつ、この状態からどのような危険が想定できるのかということを常に考えておきたいものです。
車における安全運転というのは、その場で考えられる危険を常に想定しておくことと表裏一体なのです。交差点を含めアブ名壮途感じた時は状況判断にもよりますが、すぐにブレーキを踏めるようアクセルではなくブレーキに足を置いておくほうがよいですね。
情況によりスピードを上げたほうがいいのか、速度を落したほうがいいのか難しい判断になると思いますが、危険な車、危険なものには近づかないことでしょう。