合宿免許で免許を取得すると言うと、合宿免許を卒業と同時に自動車運転免許証をもらえるかのように思えますが、実際には卒業しただけでは運転免許はもらえません。
合宿免許を卒業した後には、またいくつかのステップを踏み、免許の取得ということになります。
ここでは、合宿免許の卒業後についてお話していきましょう。
卒業後には運転免許センターに
合宿免許を卒業すると、卒業証明書というものが発行されることになります。この卒業証明書を持って、住民票のある都道府県指定の自動車運転免許センターに行きましょう。
そこで適性検査と学科試験を受け、それに合格することによってようやく自動車運転免許証が交付されることになるのです。
受験当日に必要になってくるものは教習所から発行された卒業証明書、仮免許証、申請書、受験票、証明写真、申請手数料と受験手数料、HBの黒鉛筆、消しゴム、本籍地が記載されている住民票の写しとなります。
ちなみに、受験期間は卒業証明書の有効期間となっていますので、卒業検定に合格した日から1年以内ということになります。
わからないことがあれば、事前にしっかりと確認を取っておきましょう。なので、免許合宿期間中に卒業後の本試験を踏まえた勉強も必要でしょう。
いくら免許合宿を卒業したからといってこの免許センターでの学科試験及びその他適正に合格しないと自動車運転免許証は交付されません。ここが最終関門となるのでもう一息頑張って乗り越えましょうね。
受験の内容について
運転免許センターでの受験内容についてもお話しておきましょう。適性検査と学科試験のふたつをクリアすることが必要になってきます。
適性検査では、視力や聴力を検査することになります。車を運転するにあたって問題のないレベルなのかというところを見ていきます。
学科試験では、○×形式の問題が95問出題されることになります。100点満点で回答時間は50分、90点以上が合格になります。適性検査も不安かもしれませんが、学科試験のほうがもっと不安という方もいるのではないでしょうか。
しかしながら、この学科試験においては合宿免許の合宿期間中にいやというほどに対策をしているはずです。
合宿中には繰り返し模擬試験を受けることになりますので、真面目に合宿免許で勉強をしていた方であれば簡単にクリアできることでしょう。
この適性検査と学科試験をクリアしてやっと、運転免許を交付してもらうことができるのです。即日交付の免許センターもありますので、場合によってはその日から車の運転をすることができます。
合宿免許を乗り越え、適性検査及び学科試験をクリアしても、常に安全運転を忘れることなくカーライフを送っていきたいものです。安全運転はもちろん、交通マナーもしっかりと守っていきましょう。